〝お菓子作り〟か?――これまた初体験

と……ところてんについて書いてたら思い出してしまいました……


 大阪の阪南市にある青木松風庵の「もなか三昧」ていうモナカ。


 このモナカ、何が画期的って、モナカ製造の最終工程を消費者=食べる人にまかせてしまっているのでした。


 もう少し詳しく言うと、モナカを完成品で売ってるんじゃなくて、別々に包装された「モナカの皮」と「モナカのあんこ」をセットにして売ってる(笑) 食べるときは食べる人が、モナカの皮にあんこを詰め、モナカを完成させなければならない、そういうモナカです。


 で、この〝注文の多い〟モナカ……これが結構ウマい、のでした!!


 普通、モナカの皮って、多かれ少なかれ、あんこのせいで湿気ってくるじゃないですか、でもこの「もなか三昧」の場合は、皮があんこで湿気る暇が全然ない。だから、皮はまったくの〝パリパリ〟なのでした。その食感が、はじめてだったのでちょっと感動したものです。


 誰がこういう形で売ろうと考えたのか、一種の天才すら感じてしまいました(笑)


 このモナカを食べたのは、5年ほど前のことなので、今でも売られているかどうか分からないですけど、機会があったら〝モナカ製造〟の一翼を担ってみてください。