ワケのわからない仕様だったのね><;

 Windows XP SP2 についてきたIMEの仕様。


 正確にいうとIMEそのものではなくて辞書ツールの仕様か?


 実は、IMEの漢字検索・変換の貧弱さにウンザリして、かといってだいぶ前に書いた「超漢字検索」というアプリを金(6300円也)を払ってまで使いたくはなかったので、これまた、だいぶ前に超漢字上で作っておいた四角号碼*1を“よみ”として使った単漢字辞書を、XPにお引越しさせようと考えた。


 一応、超漢字上では、JISの第1・第2水準漢字だけじゃなくて、第3・第4水準や補助漢字、それに韓国や中国で規格になってUnicodeを付与されている漢字のうちいくつかの分も作ってあった。VistaとちがってXPでは、第3・第4水準の漢字は補助漢字と重複している分を除けば使えないけれど、UTF8でコード化されているならJISだけじゃなくて韓国・中国の漢字も使えるはずっていうんで、お引越しすることにした。


 もちろん、IMEに、JIS第1・第2水準以外の漢字が登録できて使えることも確認した。


 ところが…。しょぼいけど単漢字辞書なんで、1万数千字分はある。登録するなら、テキストファイルから一括して登録するしかない。


 でも、できなかった><;


 テキストファイルがUTF8でコード化されていると、JIS第1・第2水準の文字でさえIME辞書ツールが受け付けてくれなかった。IMEの機能を100パーセント活用させない辞書ツールのこの仕様www


 一応、第1・第2水準分はシフトJISか何かでコード化したテキストファイルを使って、辞書に一括登録したけど…残りの数千字分は1文字1文字登録していくしかないのかぁ><;


 まぁこれが、マイクロソフト・くおりちぃ〜なんだろうなぁ、と妙に納得してしまいましたけどねwww

*1:しかくごうま。中国語なんで日本語に訳すと四隅の番号っていう意味で、もともとは漢字字書を引くために考案された、漢字の形に着目して付与する4桁〜5桁の番号のこと。画数が多ければ多いほど漢字の四隅の形に注目することになるので「四角」という。たとえば「漢」という字なら、「3413(34134)」とか「3418(34185)」というようになる。番号の与え方に細かい違いが3〜4通りあるので番号がひとつに決まらない漢字もこの字のようにあるし、同じ番号の漢字が大量に出現することもある(たとえば4422(44227))けど、“よみ”がさっぱりわからない漢字でも変換できちゃうっていうメリットがある。